餅つきとペタンクの語呂合わせで始まった「餅つきペタンク大会」
なんのことはない、ペタンクをして餅を食べるだけの会だが、今年で3回目となった。
最初の頃はこの語呂合わせだけでみんな楽しんでくれたが、
3年目ともなるとそれだけではマンネリ感が否めない。
参加者の意表を突く、斬新な企画が求められている。
そんな中、今回の目玉は、先頃公園内に完成したペタンク専用の砂利テランのお披露目であった。

岐阜県土岐市産の白御影石の砂利(白川砂利)を用いたテランは、枯山水の庭園を思わせる風雅な佇まい。
ペタンクの専用テランを作るのは岐阜県下では初めてのことだ。全国的にもあまり例がないだろう。
こうした先駆的な試みを実現してくれた岐阜市の担当部署、岐阜市議会の議員の方々に
クラブを代表して感謝と敬意を表したい。
しかし、はっきり言って、砂利のテランでプレーするのは難しい。
ペタンクの上級者向けではある。
何しろブールが転がらないので、6メートル以上の距離をポルテで投げなければならない。
クラブのメンバーは私を筆頭に初心者ばかりなので、いつもは5メートルぐらいにビュットを置いて練習している。
しかし、今日愛知県から参加してくれたF野夫妻、AD夫妻は、さすがベテラン。
テランに立つと8〜9メートルにビュットを投げ、ポルテで寄せて、ダイレクトでティールをする。
そう、砂利のテランではブールを転がして偶然ビュットに寄ったり、転がしたブールが偶然相手のブールに当たってティールする、という幸運なことは生じ得ない。
正確な投球技術で勝負が決まるのだ。
ベテランの両夫妻とゲームをすると、ペタンクのダイナミックで戦略的な魅力を味わうことが出来た。

愛知県ペタンク連盟理事のF野夫妻(前列右)と知立市ペタンク協会会長のAD夫妻(前列左)。
両夫妻は岐阜に初めて出来たペタンク専用テランの視察も兼ねて参加された。
その後ろは、岐阜大学のジル先生とクラブのミノルさん。

ジュンコさん御自慢のけんちん汁はいつものように大人気。
しかし、ブログに料理の写真が多すぎる、と私のことを妬んでいる人からのクレームがあったので、写真はこれだけにした。

砂利テランで本格的なペタンクをプレーし、すっかりテンションが高くなったF野夫妻は、
酒を飲んで餅を食べるだけでは飽き足らず、
ホワイトボードの前に立ち、ペタンクのリーグ戦の順位決めの方法について講義を始めた。

私を含む多くは熱心に聞き入っていたが、
前の3人はおしゃべりしたり、餅をほおばったり、スマホをいじっていた。

ペタンクの競技規則について語り始めた。
私を含む多くは熱心に聞き入っていたが、
やはり前のアイミさんは餅を食べるのに熱中していた。
そんな事で、今年の第3回餅つきペタン大会も無事終わった。
新しい砂利テランのペタンクも楽しめたし、
もちろん女性メンバー渾身の料理も満喫。
食後にはペタンクのルール等について熱い議論も交わされた。
充実した会だったね!とみんな満足して散会したが、
来年の会は何を企画すればよいのだろうか?
マンネリを脱するのは容易ではない⁉