相変わらず中弛みの生活を続けていて、食べることと寝る事以外何もせず、もちろん家の敷地からも出ていない。
フランスでオリンピックは話題になってますか?というメールも頂くが、家の外の様子は分からないので答えようがない。
メールの問い合わせで多いのが、フランスのテランはどんなですか?というものだ。今回はフランスのテランterrain (ペタンク をする地面)について語ってみたい。
と言っても、私が見たテランは3ヶ所だけ。フランスのテランを語ると言っても、その程度の話と思って欲しい。
まず、ここSerginesのCIEPのテラン。石ころが多く地面もでこぼこ。粗い砂溜まりや細かい砂溜まりがある。難易度が高い。ポワンテはブールの落下地点donéeを見極めて、正確にポルテportéeしなければならず、ティールtir は転がして当てるラッフルでは難しく、ダイレクトにブールに当てる必要がある。ここは教育機関だからテランも教育効果を高めるため難しくしてある様だ。
次は、地元クラブCoulon sur Yonne のテラン。5ミリ程の細かい砂利のテラン。平坦で比較的プレーしやすいが、砂利の層の厚さによってブールの転がりが変化する。やはり、転がしのポワンテやティールは通用しない。
次は、先日の大会で決勝トーナメントが行なわれたSens 市の公式テラン。1センチ程の砂利が敷き詰めてある。私はプレーしてないが、難しそう。
ただ、最後に紹介するのは、同じSens の大会で予選リーグで使われたサッカー場に設けられた特設テラン。ここは平坦な土のテランで、日本のテランにほぼ近い。
こうした平坦な土のテランで試合が行われると、フランスでも転がしを多用した投球がおこなわれ、日本の大会に似た感じになってくる。
予選リーグではQuintais のチームもMichel Roiのチームも相手チームの転がし作戦に苦労していた様だ。
してみると、日本の平坦な土のテランでは、転がし主体の作戦を取るのは、決してレベルの低いペタンク などではなく、極めて合理的な戦術だと言えよう。
日本のテランで、粋がってポルテを投げたり、ダイレクトティールをしたりする人は、この事実をよく理解するべきだ。
もっとも、どんなテランでも勝てるテクニックを身につけるのは、当然の理想ではあるし、私も高い理想には敬意を表します。
フランスのテランの現状が、大変よくわかりました。
状況に応じて、投球を合わせるのはとても難しいです。しかしそんな事では進歩がありません。色々な投球をマスターしなければ、特に私の場合はルーレットの練習が課題だと思います。
帰国後のご指導 切に願ってます♪