2023年10月14日、ついに日本中のペタンクール達が期待し待ち望んだ(と私は思っている)大学対抗ペタンク大会が開催された。
ペタンクをするのは年寄ばかり、高齢化によってペタンクも消え去るのではないか?といった不安を一掃すべく、この日岐阜大学のキャンパス内の会場に集まったのは、岐阜、愛知、京都の8大学、56人の学生選手達だった。
集まった学生たちはペタンクに触れて未だ日が浅い。中には大会出場が決まってからペタンクのブールを購入し練習を始めた大学もあった。
それでも皆ペタンクのシンプルなルールを良く理解し、引率してくれた先生方の指示に従い、作戦を立て、マナーを守って、真剣に楽しくプレーしてくれた。
会場にはフランスのペタンク関連の音楽やシャンソンを流し、寛いだ優雅な雰囲気でペタンクを経験してもらった。
ジル先生が用意してくれたフランスのビスケットやジュース。ラミカルクラブの女性メンバーがローゼルのハーブティーやクッキーも手作りしてくれた。
試合中も笑い声や歓声が絶えず、学生同士の交流も和やかに進んだ。
思えば、岐阜大学のジル・ゲラン先生が幼い頃母国フランスで親しんだペタンクを学生に伝えようとペタンクサークルを立ち上げたのが今年の春。
それに呼応してくれたのが、愛知文教大学でペタンクを指導する古野夫妻、愛知文教女子短大の岡田先生、福知山公立大学の岡部先生だった。
知人友人の紹介で会って頂いた地元大学の学長や理事長の方も、初対面の私から初めて聞くペタンクという競技に理解を示し協力を約束してくれた。
愛知文教大学の富田学長を皮切りに、東海学院大学の神谷学長、朝日大学の大友学長、中部学院大学の片桐理事長、そして岐阜大学の吉田学長。
この大会を支援してくれた方々に改めて御礼を言いたい。これらの方々は皆教育者であり、ペタンクという競技の若者への普及が、素晴らしい教育効果を持つものであることを、すぐに理解してくれたのだと今更ながら思う。
“学生ペタンクブーム興る!(その3)ついに大学対抗ペタンク大会開催される!” への1件の返信