6月のstagesが11日から始まった。CIEP のstagesを紹介するのも3回目なので、今回は内容を絞って2日づつ紹介しようと思う。
8時半の朝食に合わせて今回のインストラクターたちが集まり、準備を始めた。前回同様のジョルジュGeorgeとピエールPierre、そして今回私とは初めてのドミニクDominique Izambert (ジャン・ピエールの奥さんもドミニクなので紛らわしい)。ただ、ドミニクは以前紹介したパリのナイター大会で一緒だったから初対面ではない。
参加生はエクサンプロバンスAix-en-Provenceから来たトマThomaとベルギーから来たルネRene。
それに今回の目玉の参加生はクーロンのペタンククラブの会長のアントニーAnthonyと奥さんのソフィーSophyだ
といのもアントニーは地元では有名なペタンクプレイヤー。
私もいつもクラブで一緒にプレーするが、何というか”相当に上手い”。
そんな上級者がこのstagesに参加してどういう反応を示すか、私としてはとても興味がある。
私の様な初心者はこのstagesに参加して得るものも大きいが(と言うか、失うものが無い)、上級者が参加したらどういうことになるのだろう。
これは日本でプレーしている上級者たちにも非常に関心の高い問題だろうと思う。
”自分のような上級者がstagesに参加したらこれまで築きあげたスタイルを否定されてレベルダウンしてしまうのではないか?”
と、上級者を自認する人はきっとそう心配するはずだ。
今回のアントニーの参加が、CIEPのstagesが初心者のみならず上級者にも効果があるのか、stagesの本質的な評価をする上で大きな試金石になるだろう。
私はそう思った。
ところで、今回のstagesのもう一つの目玉は(と私が思っているだけだが),2日目の昼食で私が日本料理を振る舞うことだ。
日本料理と言っても、stagesの合間に料理しなければいけないので簡単な料理の”親子丼”にした。
ジャン・ピエールJean Pierreと奥さんのドミニクDominiqueが材料を用意してくれて、料理も手伝ってくれる。確かに”親子丼”は簡単だが、12人分の昼食を準備するのは初めての体験だ。
前日までにレシピをフランス語に翻訳しドミニクに渡してあったので、彼女が手際よく準備してくれて無事料理は完成した。
洋皿に親子丼を盛り付け、上から刻んだ海苔をまぶすと参加生から歓声が上がった。みんなが写真を撮り始めた。
これだけ盛り上がれば雰囲気で美味しく食べてもらえるだろう。
”美味しいね ! Très bien!”と言って褒めてもらったが、これは半分は国際儀礼。だけどみんなが完食してくれたので、まずまずの成功かな。
”お前は料理の才能がある”とRaluyさんが言ってくれた。
ペタンクの才能があるとは一度も言ってもらっていないが。
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