パリのナイター大会

パリの郊外でナイターのペタンク大会があるというので参加してきた。夜8時に始まり深夜の1時に終わるそうだ。さすがに終電も無いから大会の後は近くのホテルに1泊してから帰ることにした。

会場はパリ郊外のベルサイユの近く。Serginesからは交通の便が悪く、12時頃出発したが、列車、バス、近郊線を乗り継ぎ、さらに1キロ近く歩いてホテルに着いたのは午後5時だった。

Raluyさんの知り合いのドミニクDominiqueが車で迎えに来てくれて一緒に会場に向かった。会場は広い公園の中にあり立派なクラブハウスもナイター設備もある。

今日の案内をしてくれたDominique。エアバス社に勤務するエリートだ。
グラウンドは小学校の校庭ぐらい。照明設備は立派だった。

”大会”と書いたが、実際は交流会のような感じ。レベルも様々な人達が集まり、ランダムに4試合するだけ。食事をしたり、ビールを飲んだりと和やかな感じで進行する。

今夜の私のダブルスのパートナーをしてくれるのはジェラールGerard。昨年7月のCIEPの講習会stagesで一緒だったのでお互いよく知っている。その時から参加生の中では抜きん出て上手かったが、今はCIEPのインストラクターを務めているそうだ。

いろんなレベルのチームと4試合して結果は3勝1敗。まあまあの成績だが、私がどんなヘマをしてもジェラールが上手くカバーしてくれたおかげだ。

左端がGerard。最後のゲームでは9メートルのティールでカローを決め勝利した。

テランも日本と変わらず普通の平坦な砂混じりのグラウンド。ただ、夜中に照明の下でプレーするのは初めてで違和感があったのと、狭いグランドに50チーム程がオープンコートでゲームするため、別のゲームのブールが入り乱れ、ブールを見分けるのが大変だった。

テランが平坦だから日本のように転がしが多いかというとそうでもない。みんなよくティールする。そしてあまり当たらない(これは意外だった)。だけど当たった時は大喜びだ。
ルールもあまり厳しくしない。ビュットを投げて6メートルに足らなかったので、移動させるように相手チームに言うと、サークルを後ろにずらせばいいよ、と何度も言われた。
クラブハウスのバーには大会事務局があり、試合結果や対戦の組み合わせを管理していたが、4試合終わって結果がどうだったのか何も発表されないし、みんな気にもしないで帰っていった。

会場の端ではソーセージを焼いている。結構美味しかった。
何とギターを弾き歌う人も現れた。

なんかいい加減な大会だったが、とても楽しんだ大会だった。これがペタンクの良さですかね。

(注)大会の正式名は、Le Tournoi Amical organisé par le club de pétanque de Montigny le Bretonneux でした。

“パリのナイター大会” への3件の返信

  1. どんどん経験値が上がっていきますね。
    それにしても夜中までペタンクするとは!フランスでは普通なんでしょうか?

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