ペタンク大会三連チャン(中編)

18日の木曜日はサンスsensの隣のパロンParonで開催された大会に出場。

今回Raluyさんが用意してくれたパートナーは、クーロンCourlonのペタンククラブの代表のアントニーAnthonyと、CIEPのインストラクターのドミニクDominique(ジャン・ピエール夫人のドミニクと混乱するので、以後はドムDomと呼ぶ)

本日の強力な助っ人二人。クーロンクラブ代表のアントニーAnthony(左)地元では有名な選手だ。CIEPのインストラクターを務めるドムDom(右)

アントニーAnthonyはティールの名手だし、ドムDomはオールラウンドプレイヤーなのでポワンテを担当してもらい、私は初めてのミリューmilieu担当となった。

今日は強力な助っ人がいるから大丈夫かな、と思って始まった第1戦。9対0といきなりリードしたがその後徐々に追い上げられ9対7。でも最後は13対7で勝利した。
とりわけアントニーのティールが絶好調。ほぼ100%で相手のブールを打ち出してくれた。ミリューmilieuの私もティールする場面が3回あったがすべて成功した。

これはいい感じ!

そう思って始まった第2戦。
登場したのはアントニーと同じクーロンのクラブのレミーRemy、ポワンテの名手だ。
今日はレミーも調子がよい。各メーヌの第1投が必ずビュットに絡んでくる。
アントニーがティールするが、レミーの勢いに押されてティールが少しずつブレ始めた。
3対10と大きくリードされてからドムDomのポワンテが決まり始め、私のラッキーなポワンテも決まり8対10まで追い上げるが、結局10対13で負けてしまった。

気温は40度を超えものすごい暑さ。日本と違って湿度が低いから日陰に入れば過ごしやすいが試合中は強烈な日差しにさらされてしまう。

こちらは日本と違い試合に時間制限は設けず、13点先取で行われる。
試合が終わると次の対戦相手が決められ、両チームが同意したら次の試合が開始する。
だから試合の後、次の試合が始まるまで少し休憩ができる。この時、勝ったチームが負けたチームに飲み物を奢る習慣があるようだ。
いつも奢ってくれるわけでもないだろうが、この日は特に暑かったので毎試合の後で冷えた飲み物を奢り合っていた。

今日最後の3試合目は少し不思議な試合になった。

対戦したのは女性一人と男性二人のチーム。相当なシニアのチームで、練習の投球も素人っぽい転がしだったので、これは楽勝かなと思い試合に入った。

ところが、コイントスに勝った彼らが選んだのは微妙な傾斜が多い砂利の少ない硬めのテランだった。どうも彼らは前の2試合をそこでプレーしていたらしい。

彼らが何気なく転がすブールは適度にビュットに近寄るが、我々が考えていろんな投球を試みるも何故か上手く行かない。

3人が首を傾げているうちに点を取られ、あっという間に3対13で負けてしまった。

うーん、何と言うか、ペタンクは実に奥が深い!

最後は3人が微妙な顔で記念撮影した。

右端の男は”微妙な心境”を笑顔で隠しているようだ(?)

“ペタンク大会三連チャン(中編)” への2件の返信

  1. 心の動きまでよくわかる実況中継、、、笑
    やはり、試合は楽しそうですね♪

    40度とは、私には到底耐えられそうにないです、、、
    これも温暖化の影響でしょうか?!

  2. 日本では時間制限なし13点制の試合は日本選手権の決勝T以外殆ど行われていない。広いペタンク専用コートをもつ地域も数える程しかない。公共の施設を借用する場合は使用時間が限られ、雨天は使用不可が多い。フランスのようにどんな大会でも時間に縛られず戦って、その後はビールなどを奢り合って交流を深める。これは最高ですね。
    アミカルさんの参加した大会の試合の進め方は何方式なのかな。日本では抽選で対戦相手が決まり、リーグ戦をしてから決勝トーナメント戦に進むのが一般的ですよね。

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