5月のstages(2日目)

5月に開催されるCIEP主催のペタンク講習会stagesも二日目を迎えた。

午前中は中庭の食堂で座学が2時間。前日の講習内容を振り返り、質疑応答をしてから、もう一度CIEPのペタンクメソッドが説明される。
歩くようにリラックスして、体を歪めず、力まず、自然なバランスで投球する。ということらしい。
書くと簡単だが実際にやるのは難しい。私は未だに出来ていない。

それにしても今日は寒い。みんなダウンを着込んでいた。

その後アトリエに戻るが、30分のゆったりした準備運動を行い、各自のトレーニングに入る。
去年は2日目も全体のトレーニングをしていたが、今年はインストラクターの数が増えたので、各自が必要な練習をしてインストラクターが個別にアドバイスする形式に代わったようだ。

ティールの練習をしていたらチェコから来たピエールPierreが指導に来てくれた。ボールの握り方、スタンスのとり方、フォロースルー等々指導を受けると、いきなり9メートルのティールが連続して当たりだした。

インストラクター(フランスではformateurと言うらしい)のピエールPierre。私は彼の信奉者になりつつある。

”凄い!これで俺もティールをマスターした!”

と、感動したが。その後昼休みのゲームではティールは全く当たらなかった。まだ道は遠い!

今日の昼食は7月末に隣のサンスsens市で開催されるペタンク大会の主催者のシャポトーChapotot氏が招かれていた。
実は私はこの大会に出場するつもりでRaluyさんに手配をお願いしていた。
シャポトー氏に挨拶すると、すでに私の話がFIPJP(国際ペタンク連盟)のクロード・アゼマClaude Azema会長から伝わっていたらしく、笑顔で大会参加の歓迎を伝えられた。

ローラン・シャポトーLaurent Chapotot氏はサンスsens市のUSP(union sportive pétanque) の代表。

サンスsens市の大会は昨年見学に行ったが、フィリップ・カンテPhilippe Quintaisや有名選手も出場していた大きな大会だ。今年はディラン・ロシェーDylan Rocherも出場するらしい。

日本人の参加者は史上始めてじゃないか?と氏は言っていたが。記録は確かめていない。
非常に珍しいことだけは確かだろう。
”勝つことより参加することに意義がある”
という言葉はこのときのための言葉だと思った。

氏は地元の有力者らしくRalyuさんも接待に熱が入っている。そのせいで昼食時間が長くなり、参加生からブーイングが出始めた。ジョルジュが気を利かして参加生を取りまとめ午後の(といっても3時過ぎだが)講習が始まった。

午後も各自の練習。時折インストラクターが指導に来てくれてそのとおり投げると上手く行った。でもまたすぐ元に戻る。
この繰り返しなんだな、と思った。

やはりペタンクに王道なしか?

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