フランスペタンク 修行-6日目

stage 最後の日を迎えた。しかし、毎日のように雨、気温も14度しかない。手持ち服を全部着込んで耐えている。

CIEPのスタッフであと二人紹介しなければならない人がいる。庶務を担当しているJean-Pierre とDominique の夫妻だ。

Jean-Pierre
Dominique


二人はstage の期間パリから車でやって来る。事務と料理を担当するDominique 。Jean-Pierre は買出しをしたり、料理のサービスをしたり、ペタンク のコーチもしてくれる。目が合うとÇa va?と声を掛けてくれる愛すべき夫婦。

さて、ペタンク の講習も最終段階。各人のフォームの矯正などをした後、最後の投球フォーム撮影。コーチのGeorges は最終面談の資料作成のため部屋に戻った。

昼食後はRaluy 代表が現れ、ペタンク 戦術の解説。2人組に分かれて対戦を始める。最初のゲームは投球毎にチームで戦術を議論し、投球後も結果を議論する。フランス語で議論するのは大変だが、選択した戦術について論理的な根拠が求められる。2ゲーム目はそれに加えてメーヌ毎にチームで2球のティールが義務づけられる。迷った時にポワンテを先行させると、ティールを先行させるよう指示を受けた。その後もいろんな設定でゲームを行い、戦術を議論した。

3時過ぎから一人づつコーチのGeorges に呼ばれ、個人面談。私は最後だった。

初日に撮ったフォームと最後日のを比較してコメントしてくれる。自分のフォームはよく分かっていると思っていたが、ビデオを見てあまり酷いのでショックを受けた。

でも、ずいぶん良くなった。とGeorges 。参加者の中で一番成長したのはお前だ、と言われたが、なんか素直に喜べない。

これで5日間のstageも終了。

夕食までの時間を参加者たちと中庭でペタンク した。時間が経つと荷物をまとめて帰るメンバーもいて、だんだんと人数が減っていく。3人になり、また雨も降り出してゲームを終了した。

別れを告げて帰るメンバーを見送ると、これで終わりか、と寂しい気分になる。

フランスまで来て5日間の講習を受けた意義や成果については後日ゆっくりと振り返りたい。たかが5日、されど5日、ということか?

ただペタンク の本場でフランス人達とプレーしたことは、本当に良い経験だった。彼等は日本のペタンクールと何も変わらない。ペタンク を愛し道を究めようと日々努力する人達だ。

彼等と再会することはあるだろうか?

ただ、彼等がどこに居ても、私と同じ様にペタンク をしているだろう。私も彼等も求めるものは同じ。自分の投げたブールが美しい軌跡を描き、素晴らしいスピンでビュットに近づく、相手チームのブールを見事にカローで打ち出す時、私達は勝敗を忘れて陶然とするのだ。そして、この瞬間を求めて努力を続ける限り、我々はペタンクールとして一つに結ばれている。

“フランスペタンク 修行-6日目” への1件の返信

  1. 6日間ペタンク漬けの日々 お疲れ様でした。後はどの様な計画❓
    日本木曜日に皆んなで練習した時、フランスの話題が出てきました。まだ行ってないメンバー数名 その一人の私はいつか観光だけでも実現させるぞーと思ってます
    相変わらずまだギプス生活を送って、もう本当に腐ってますが、ペタンクでなんとか平常心を保っています。
    これもペタンクを教えてくださった三宅先生のおかげ 感謝
    日曜日は金華遠征の予定です。もしかして新メンバーも一緒かもです。
    また新たな活動報告お待ちしてます♪

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